アトピー注意書【チラミン】
チョコレートアレルギーで有名なチラミンは、過剰摂取でアレルギーを起こします。
特にアトピー悪化時は過剰反応しますので、チラミンを多く含む食材は1日の摂取量を極少量にするか、使わない方がいいです。
チラミンは血管収縮作用があり、その効果が切れると一気に血管拡張し、鼻血、頭痛、顔面紅潮、浮腫、痒みを起こします。
血管から血液が溢れて、真皮内に溜まることで、浮腫や発疹となり蕁麻疹のような症状が出ます。
アトピー悪化時には、チラミンの過剰摂取後30分位で、顔面~耳裏~首、腹などが赤く腫れてリンパ液が滲み出て、症状をさらに悪化させます。
《チラミンを多く含む食品》
発酵食品や燻製食品に多く含まれる。
●発酵乳製品(チーズ、ヨーグルト、サワークリーム等)
●発酵食品(チョコレート、コーヒー、味噌、醤油、パン酵母等)
●酒類(赤ワイン、ビール等)
●燻製食品(ソーセージ、ハム等)
●その他(レーズン、プラム、イチジク、アボガド、空豆、バナナ、ナス、トマト、鶏レバー、カジキ、ニシン、タラコ、スジコ等)
※チョコレートやコーヒーは豆を発酵させて作られています。