チラミンによる血管収縮の反動で血管拡張
チラミンを多く含むココア、チョコ、発酵食品、柑橘類、鶏レバー、イチジク、チーズ。
チラミンはチロシンから作られる。
チラミンはアドレナリンやドーパミン、メラニンなどの神経伝達物質の材料。
チロシンは、りんごを変色させる成分であり、タケノコ、納豆、パルメザンチーズの表面の白いプツプツであり、鰹節や小麦グルテンや大豆に多い。水に溶けない。
チロシンーチラシンは、血管収縮作用があるが、
収縮作用消失から血管拡張への反転で、
食べすぎるとその反動が大きくなるので、
血圧上昇、高血圧、偏頭痛が起きやすくなる。
かえって血管拡張を招くことになり、
皮膚の赤みや熱感や発疹などの症状につながりやすい。
これらの理由から、皮膚症状の悪化時には、絶対摂ってはいけない食品の筆頭であるが、
皮膚症状がない場合は、血行を良くさせるための健康食品となる。
アトピー体質であっても、通常食べられている量よりもごく少量であれば、悪化時やアレルギーでない限り恩恵を受けることもできる
ココアは風味が元々強いので、米粉で薄めてクリームにするなどして普段から楽しむことはできる。