チラミンによる血管収縮の反動で血管拡張
チラミンを多く含むココア、チョコ、発酵食品、柑橘類、鶏レバー、イチジク、チーズ。
チラミンはチロシンから作られる。
チラミンはアドレナリンやドーパミン、メラニンなどの神経伝達物質の材料。
チロシンは、りんごを変色させる成分であり、タケノコ、納豆、パルメザンチーズの表面の白いプツプツであり、鰹節や小麦グルテンや大豆に多い。水に溶けない。
チロシンーチラシンは、血管収縮作用があるが、
収縮作用消失から血管拡張への反転で、
食べすぎるとその反動が大きくなるので、
血圧上昇、高血圧、偏頭痛が起きやすくなる。
かえって血管拡張を招くことになり、
皮膚の赤みや熱感や発疹などの症状につながりやすい。
これらの理由から、皮膚症状の悪化時には、絶対摂ってはいけない食品の筆頭であるが、
皮膚症状がない場合は、血行を良くさせるための健康食品となる。
アトピー体質であっても、通常食べられている量よりもごく少量であれば、悪化時やアレルギーでない限り恩恵を受けることもできる
ココアは風味が元々強いので、米粉で薄めてクリームにするなどして普段から楽しむことはできる。
モカジャバスプレッド
BOSSのソイラテ、飲んでみたらコーヒーが薄くて、豆乳も薄くて、、
なんじゃこりゃ、、ということで、
飲むのをやめて、ゴパンの副産物であるライスミルクと、残っていたハーシーチョコレートシロップを混ぜて、モカジャバスプレッドにした。
あのシャノアールのコーヒーとココアがブレンドされた大好きだった飲み物。
ハーシーチョコレートシロップはココアバターが入っていないココアベースなので購入してみたけど、ココアでも症状が出るようになってから敬遠していた。
摂取量の問題でもあるから、チョコレートシロップをちょろっとトッピングしたくらいでは、私の場合はまだ影響は少ないのだけれど、更に10倍以上に薄まっていることは確かなので、様子を見ながら楽しむことにしよう。
先日、元祖梅ジャムを作った際、
梅干しだと症状が出るのに、自家製の元祖梅ジャムだと症状が出ないことに気がついた。
梅干しを食べるとクエン酸が口腔内で吸収される時に汗が出て、コリン性蕁麻疹のような症状になる。それが自家製の元祖梅ジャムでは、症状がでなかった。
梅自体が薄まっているし、小麦粉と片栗粉でクエン酸がコーティングされて感作しづらくなっているからかもしれない。
ココアの場合も同じように、粉系でコーティングするとアレルゲンの吸収がマイルドになるのかもという期待もある。
ココアは口腔内での吸収より、腸で吸収された後にアレルギーを起こしているような気がするから、クリームにしても関係ないかもしれない。
蓋のパッキン外して除菌
スーパーで無料で浄水が汲めるシステムはほんと便利。
もっぱらベルクの良水オアシス。
水筒は汲む前に、水道水と洗剤で内外洗って、ベルクの注意書きにある通り、
蓋の内側も洗浄し、水を入れる時に浄水器に付随の紫外線殺菌をしていたのですが、、、
※「専用ボトル」内面に傷を付けないよう、柔らかいスポンジ等を使用し、中性洗剤できれいに洗浄してください。『良水オアシス』は水道水に含まれる塩素が除去されていますので、異物混入や注ぎ口・キャップ等の汚れにより雑菌が繁殖する場合がございます。衛生管理には充分ご注意ください。
見逃していたのが、蓋の内側のパッキン、、
このパッキンを細いフォークや楊枝で外してみると、
パッキン側面や裏面の汚れが落ちてない、、
蓋とパッキンをキッチン泡ハイターに漬け込みます。
蓋にパッキンがあることを認識してなかったなあ、、、、
一体化してると思ってた。
除菌できてると思うけど、うっすら色が残っているのが気になる。
蓋だけ買い替えて、毎回パッキンはずして除菌するわ、、
除菌した蓋とパッキンは、十分乾燥させてから、パッキンを素手で触らないようにして蓋にセットしないとね。
ちなみに、岩谷ミルサーの容器のゴムパッキンは、あらかじめ爪楊枝の先端が入るくらいのとっかかりが作ってあって、ゴムパッキンを外しやすく、洗いやすいのです。
しかも、岩谷はゴムパッキンだけ替えを売ってる。
ベルクも、替えパッキンだけでも売って欲しいな。
あえて専用替えパッキンとして売った方が、定期的に買う人増えて儲かると思うな。
体内時計に合わせた筋力UP
昨日のNHK「トリセツ」のタンパク質の説明で、
サッカーチームの寮の食事などアスリートの食事法として「筋肉をつけるには、朝食にタンパク質を摂ること」と紹介していました。
元になったと思われる早稲田大学の研究では、痩せやすい老人にも有効な食事法とされていました。
もともと細マッチョで足腰の強い戦前の日本人の朝食といえば、焼き鮭、納豆、味噌汁と、高タンパクで、それが学術的にも証明されたということですね。
敗戦後に援助物資という名目でアメリカから余った小麦粉とミルクが大量に輸入され始め、日本人の腸に合わない食事でアレルギーを増産しました。
輸入とほぼ同時にアメリカはアレルギー学会を立ち上げていますが、この会長はコロナでも有名なファウチでした。
飽食の時代になって、ここ10年くらいは欧米発のスムージーとともに、タンパク質は夜まとめて摂るダイエット法が流行りました。
朝は、酵素を摂るのに野菜中心
昼は、エネルギーを摂るのに炭水化物中心
夜は、筋肉を補うのにタンパク質中心
40代より若い人で脂肪の蓄えが十分にある場合には、朝にタンパク質を摂らないで運動することでダイエットしながら筋力アップできる食事法でした。
どちらにしても、筋肉を増やすには、運動で壊して修復させる時にタンパク質があることが重要で、
筋肉を壊してエネルギーを作る副腎皮質ホルモン、
壊れた筋肉を修復する下垂体からの成長ホルモン、
両方の分泌に合わせて、年齢や体型によってタンパク質摂取のタイミングを変えると効率がいいということです。
朝にタンパク質を摂ると、なぜ筋肉がつくのか。
1日の体内時計の中で、ホルモンの分泌量はその役割に応じて変動している。
副腎皮質ホルモンのコルチゾールは朝に高く、夜に低くなる。
コルチゾールはストレスで分泌され、脂肪や筋肉を削ってエネルギーに変える。その壊された筋肉の修復を促す指令を出すのが成長ホルモン。
ストレスのない範囲の運動であっても、午前中はコルチゾール値が高く、脂肪や筋肉をエネルギーに変えやすくなっているので、朝にストレッチや家事や通勤などのウオーキングで軽く運動して、
成長ホルモンが分泌されているうちに、タンパク質が消化されている状態にすることが重要。
日本の伝統食である納豆や味噌などの醗酵食品をはじめ、刺身や生卵の消化は早く、
コルチゾール値の高い朝9時〜12時に吸収させるには、朝食で食べるのが最善。
欧米化した食事に多い肉類のタンパク質は、5時間ほど消化にかかる。
朝摂るには重すぎるし朝7時には食べないとコルチゾールの最高値の時間に間に合わない。
しかも油の消化は十二指腸で8時間以上かかり、その間は胃は動かず、同時に食べたものは胃に停滞してしまう。それが過剰な状態が胃もたれ。
それなら、消化時間5時間かかる肉などのタンパク質は、入眠2時間後の「成長ホルモンのゴールデンタイム」から逆算して夕食として摂るのが最善。
19時に夕食で、22時に寝て24時から成長ホルモンの筋肉の修復が始まる。
睡眠中の筋肉の修復のための成長ホルモンは、脳下垂体前葉のGH分泌細胞から分泌されるホルモンhGH。
トレーニング後30分以内の「ゴールデンタイム」にも、食事またはサプリやプロテインの摂取が効率的。
「成長ホルモン」は、ストレスがあると副腎皮質ホルモンによって分泌が妨げられる。
あえて飢餓というストレスを作るファスティングは、「成長ホルモン細胞」の成長と再生を促し、副腎皮質ホルモンが増えて、基礎代謝量は約10%増えるそうです。
朝4時ごろに分泌されるのは副腎皮質ホルモンのコルチゾールで、それによりグルコースが血中に放出されています。
つまり、朝ごはんを食べずに運動しても問題なく、むしろ効率的に脂肪燃焼と筋肉増強が狙えると言われています。
この場合は、ダイエット目的での筋力増強を狙ったもので、十分に脂肪の蓄えがある方の場合です。
一般的に40歳前後の人の成長ホルモンの分泌量は、20歳前後の人の半分程度になり、ファスティングの効果は薄くなります。
高齢者やすでに痩せている人が筋肉増強を図る場合は、朝にタンパク質を摂ることは重要です。
ストレスを感じると分泌量が増えるホルモン「コルチゾール」によって、成長ホルモンの分泌を妨げられます。
ファスティングは「成長ホルモン」細胞の成長と再生を促します。とある研究によると、連続で4日間のファスティングをした際、基礎代謝量は約10%増えたそうです。
その理由は、ファスティングをするとインスリンが減って、インスリンと逆の働きをするホルモンが増えるからです。
インスリンは、糖や体脂肪にエネルギーを「蓄えるモード」のホルモンです。その逆のホルモンとは、「燃やすモード」のホルモンです。
具体的には、ノルアドレナリン、成長ホルモン、コルチゾールなどです。ノルアドレナリンが増えると基礎代謝量が増えることが分かっています。
ファスティング中にトレーニングをすると、インスリン値は下がるが、ノルアドレナリンや成長ホルモンの分泌量は増えます。なので、いつもよりキツイ運動もこなせるとも言われます。
しかし、ファスティング中は激しい運動は控えて、様子を見ながら普段の半分程度の運動にしておくようにしましょう。
なお、運動の後に食事を摂っても成長ホルモンの値は高いままなので筋肉を素早く修復してくれます。
人間の体は朝4時ごろに、ホルモンが分泌されてグルコースが血中に放出されています。
つまり、朝ごはんを食べずに運動しても問題ないとしています。むしろ効率的に脂肪燃焼と筋肉増強が狙えるといえます。
《参考》【要約】世界最強のファスティング:やり方・効果、カロリー制限のウソ
副腎皮質ホルモンといえば、それが足りない状態で起こるのがアトピーです。
アトピー性皮膚炎など抗炎症作用に使うのが、副腎皮質ホルモンのコルチゾールの合成薬であるステロイド。
アスリートが筋肉増強剤として使うのは、副腎皮質ホルモンのテストステロンの合成薬であるステロイド。
テストステロンと同じようにコルチゾールもまた、筋発達反応を起こします。
夜中に痒みで眠れない状態が続いても、明け方4時になると痒みから解放されて眠れます。
夜に痒くて起きていても、夜明け前でも、カーテンで日光を遮っていても、朝4時ごろになると副腎皮質ホルモンの分泌が上がり始めるからです。
副腎皮質ホルモンの体内時計は、日が登ったら朝であると設定されているようです。
日の出の時間と、人が起床して光を浴びる時間や朝食のタイミングがずれるから、ホルモンバランスの乱れが生じます。
太陽が登ったら起き、沈んだら寝る。大事です。
筋肉と血糖値調整能力
中谷美紀さんの「機能性低血糖」について、極端な低GIの食生活への心配を書かれている記事の中に、
筋肉が増えると、血糖値調整能力が上がり、ある程度の量の糖質を食べても、正常な血糖値の動きになる。
という、興味深い見解がありました。
筋肉をつければ、食事制限をしなくてもいいのであれば、それは嬉しい。
この記事では、筋肉をつける方法について、
運動をするなら、マルトデキストリンなどでしっかり血糖値を上げて、BCAAやEAAで血中のアミノ酸濃度を上げてから、食事のタイミングとは違う時間に行うべきです。
とあるのですが、
アトピーを誘発するために「機能性低血糖」を改善したい場合は、
注意が必要ですし、
「機能性低血糖」自体、血糖値スパイクによって激しい眠気に襲われるため、マルトデキストリンを使うことは無理があるのではないかと思います。
マルトデキストリンは糖そのもので、急激に血糖値を上昇させます。
インスリンは「プロテイン」や「BCAA」の吸収率を上げるそうです。
インスリンは血糖を下げ、血糖値スパイクの状態を作って、副腎皮質ホルモンのコルチゾールを分泌させます。
コルチゾールによって筋肉が増強され、血糖は上がって正常値に戻ります。
アスリートは、筋肉をつけるために、あえて副腎皮質ホルモンを消費させています。
自前の副腎皮質ホルモンより多く摂取したい場合は、筋肉増強剤として合成の副腎皮質ホルモンであるステロイドを注射します。
健康だからできるトレーニング方法です。
「機能性低血糖」の治療にも血糖を上げるためにステロイドが使われます。
アトピーでも、ステロイドを外用薬として炎症に利用している時は、自前の副腎皮質ホルモンが枯渇していて、炎症にブレーキをかけることが困難な状態です。
「機能性低血糖」やアトピーの状態が悪い時にも、筋肉は必要だけれども、
アスリートが筋力トレーニングするよううな方法で、糖質を摂って血糖値スパイクを起こせば、筋肉が増強する前に、症状が悪化します。
マルトデキストリンを使った筋肉トレーニングするなら、最低でも症状が落ち着いて、ほぼステロイドの服用や外用薬を使わなくてもいい状態で行うべきでしょう。
「機能性低血糖」やアトピーの低GIの食生活でも、アンダーカロリーにならない様にしっかり食事を摂って運動し、筋肉を落とさないことが大切ですね。
以下の記事を参考にしました↓
女優の中谷美紀さんが、ご自身のブログで機能性低血糖についてお話しています。
— 政安秀仁│分子栄養学教室 (@Vitamin_Masa) 2023年9月5日
この投稿を最後まで見ると、血糖値を安定させようとする上で、典型的な失敗が学べます。
大手のクリニックでも同じような指導をされる場合が多いので、後悔する前に知っておいてください。
中谷美紀さんの失敗→… pic.twitter.com/uGWplmGYR6
・このまま糖質制限を続けさせて良いのか
・カロリーは足りているのか
・糖質を減らしてMCTやアボカドを摂って、ケトン体が作られるような状況で、アシドーシスにならないのか
・アシドーシスに伴いMgや亜鉛、鉄などの重要なミネラルが流出してないか
・それらのミネラルが大量に失われるのを補うために、高額なドクターズサプリを使用していないか
________________
大変心配な状況です。
典型的な分子栄養学の間違った食事指導を受けていると感じます。
血糖値を気にして糖質を摂らず、アンダーカロリーになれば、筋肉が分解して、ますます血糖値の調整能力が低下します。
そして今までより血糖値を変動させやすい食べ物が増えていき、ますます糖質制限に拍車がかかります。
________________
この状況で機能性低血糖の改善をするために必要なのは、筋肉を増やすことです。
アンダーカロリーの状況で運動をすれば、筋肉が分解しやすくなります。
食後にスクワットをしているようですが、アンダーカロリーであれば、ますます筋肉が細くなります。
更に、食後の運動は交感神経優位になり、インスリンの分泌を抑えてしまうと考えれられます。
たまに外食をして羽目を外したときに、高血糖にならないために運動するのは良いかもしれませんが、日常的にその状態を作ると、適切なタイミングと量でインスリンが出せなくなってしまいます。
食後はリラックスして過ごすのが基本です。
運動をするなら、マルトデキストリンなどでしっかり血糖値を上げて、BCAAやEAAで血中のアミノ酸濃度を上げてから、食事のタイミングとは違う時間に行うべきです。
そうすれば筋肉が増えて、血糖値調整能力が上がり、ある程度の量の糖質を食べても、正常な血糖値の動きになると考えられます。
「マルトデキストリン」の場合は、「ブドウ糖」と「ほぼ同じ」あるいは「それよりも吸収が良い」とされる「GI値=105」であり、摂取後は比較的早い段階で「血糖値上昇」が発生。そのため、「インスリン分泌」が刺激される他、「運動」などによる「低血糖予防」をすることができるのですよ。
「筋トレ」などの「運動後」における「栄養補給」には、「ゴールデンタイム」が「2時間程度」確保されますが、身体が「栄養成分」を取り込みやすいこの「タイミング」に「必須アミノ酸」の豊富な「プロテイン」と一緒に摂取すると良いでしょう。
尚、「マルトデキストリン」の「カロリー」は、「382kcal(100gあたり)」であり、「砂糖」とほぼ同じ値となっています。
「筋肉を増やす・バルクアップ」というときに必須とされる栄養成分は、「たんぱく質」です。そのもととなる「アミノ酸」を摂取することを目的として、多くの方が「プロテイン」や「BCAA」を取り入れるということを実践していると思いますが、その「吸収率」を上げるためには「インスリン」による作用が非常に役立ちます。
この「インスリン分泌」を活発化する上で重要となってくるのが、「糖質摂取」。つまり、「筋肉を増やす」には、「たんぱく質」にプラスして「インスリン分泌」を目的とした「糖質摂取」を意識的に狙っていくことが重要です。
体内で合成できない必須アミノ酸9種のうち、バリン・ロイシン・イソロイシンの3種がBCAAだ。筋合成作用や体脂肪を減らす作用、筋肉痛の軽減作用などが報告されている。
ただ、筋合成作用はBCAAよりもEAAの方が強い。価格はBCAAの方が安いため、予算が少ない人にはBCAAがおすすめだ。
トレーニング30分前からトレーニング中にかけて10g~15gを飲もう。起床直後は5gほどでOK
血糖値スパイクを防ぐバナバ葉と桑の葉
私は自前の副腎脂質ホルモンの無駄遣いをしないために、
GI値の低い食事をこころがけています。
上昇した血糖値を下降させるのがインスリンですが、
それによって低血糖な状態になると、正常な血糖値に戻すために副腎脂質ホルモンが分泌されます。
砂糖菓子など高GIの食事によって、血糖が急上昇すると、反動でインスリンが大量に分泌されてしまい急激に低血糖になるという血糖値スパイクが起きます。
副腎脂質ホルモンも無駄に消費されて、炎症の過剰な働きを止めることができなくなると、炎症が慢性化してアトピーの悪化となります。
血糖が乱高下した後に来るのが急激な眠気ですが、
対策として、食前にバナバ茶を飲むようにしています。
バナバ茶を飲んでから食事をすると、ほぼ眠気は起きません。
食後に強烈な眠気に襲われないということは、副腎脂質ホルモンが無駄に使われていないということで、炎症が起きてもすぐに引いて慢性化しにくくなります。
高血糖でもインスリンが分泌されにくいインスリン抵抗性がある場合に、血糖を下げるためのアシストとしてバナバ茶が飲まれる場合が普通のようですが、
私の場合は、血糖値スパイクにより急激に低血糖になるのが問題なため、血糖の上がり方を緩めるために、急激に高血糖にならないようにブレーキとしてバナバ茶を飲んでいます。
DHCのサプリ「血糖値ダブル対策」は、桑の葉とバナバ葉の成分で作られていて、
なぜ効果があるのか、その説明資料が非常に明快だったので引用します。
バナバ茶の成分コロソリン酸の作用
- 血液中の糖の細胞への取り込むグルコース輸送体 GLUT4 を誘導
- 血液中の糖の取り込みを促進させるインスリン受容体のリン酸化を促進
- 肝臓で糖新生を抑制し、解糖を促進するフルクトース-2,6-ビスリン酸を増加
桑の葉の成分イミノシュガーの作用
- α-グルコシダーゼを阻害し、摂取した炭水化物の小腸からの糖の吸収を抑制、消化を阻害することで、食後血糖値の上昇を抑制
- 未消化の炭水化物が大腸に移行することで、腸内細菌による発酵を受けて呼気水素ガス濃度増加
商品名 血糖値ダブル対策
機能性関与成分名 桑の葉由来イミノシュガー、バナバ葉由来コロソリン酸
桑の葉由来イミノシュガー は、糖の吸収を抑え、食後血糖値の上昇を抑える
バナバ葉由来コロソリン 酸は、健康な方の高めの空腹時血糖値を低下させる
イミノシュガーを含む桑葉は摂取した炭水化物の消化を阻害し、未消化の炭水化物が大腸に移行することで、腸内細菌による発酵を受けて呼気水素ガス濃度 が増加するという臨床試験が報告されている。食後の血中インスリン値の上昇を抑えること、大腸での発酵を促進することは、桑の葉由来イミノシュガーが 小腸からの糖の吸収を抑制することを示している。
したがって、桑の葉由来イミノシュガーはα-グルコシダーゼを阻害し、体内への糖の吸収を抑えることで、食後血糖値の上昇を抑制すると考えられる。
コロソリン酸は血液中の糖の細胞への取り込みに関与するグルコース輸送体 GLUT4 を誘導する作用 、インスリン受容体のリン酸化を促進し、血液中の糖の取り込みを促進する作用、肝臓への投与においては、糖新生を抑制す る一方で解糖を促進するフルクトース-2,6-ビスリン酸を増加させる作用が報 告されている。
食後に眠くなるわけ
どうやら、「胃に血液が集まって、脳に血が行かなくなるから」というのは違うみたい。
空腹状態で血糖値が低くなると、脳を覚醒させる脳内物質「オレキシン」が出て、食事をして血糖値が上がると「オレキシン」が減って脳が安静になって眠くなるらしい。
それとは別に、
高GIの食事をした時に、血糖値が急に高くなると、その後急降下して低血糖になり、頭にも糖が足りなくなり眠りに落ちてしまう。
血糖値が下がって出るはずの「オレキシン」が間に合わずに寝落ちしてしまうほど、脳がエネルギー不足になるということか。
しかしこの眠気が辛い。
食後のどうしようもない眠気がひどいので対策として、食前にバナバ茶を飲むようにしています。
バナバ茶はインスリンと似た働きをするので、血糖値の急激な上昇を抑えてくれて、体内のインスリンが働きすぎることなく、血糖値が下がりすぎない。
よって眠気は来ないのです。
しかも、低血糖状態の血糖値を正常に上げるために使われるのが、副腎から出る天然のステロイドホルモンであるコルチノイド。
甘いものなど糖をとるだけで、コルチゾールは消費されてしまう。
ストレスでもコルチゾールは消費されてしまうから、原因が重なると、炎症を抑える分が足りなくなって、炎症が悪化します。
アトピーはこの悪化状態が慢性化した状態。
それを防ぐために、まずは血糖値のコントロールは重要なのです。
いつも、バナバ茶はミルサーで粉砕してふりかけ容器にストックしておき、丸ごと飲みます。
夏は水で飲みたいので、溶かすのにちょうどいいのが、茶筌。
粉は冷水で溶けにくいですが、冷水でもお茶を立てるように素早く混ざります。
今は花火も着物も下駄もお盆飾りや正月飾りまで中国製ばかり、、
日本製の茶筌を応援したい。
参考はこちら↓
血糖値乱高下による低血糖のせい
ランチで糖質をたっぷり摂取してしまうと、血糖値がグングン上昇します。血糖値が高くなるほど膵臓から出るインスリンの量も増えます。
インスリンが効き過ぎると血糖値が下がり過ぎるため、一時的にブドウ糖不足に陥ってしまいます。脳の唯一の栄養源であるブドウ糖が十分に行き渡らなくなることで「集中できない」、「眠くなる」などマイナスの影響が出ます。
オレキシンのせい
お腹が空いて血糖値が低くなると、脳を覚醒させる脳内物質「オレキシン」が活性化します。その昔、人間は野生動物のように狩りを行っていました。空腹になると敵と戦い食べ物を確保しなければなりません。
危険な場面でも意識を最高レベルまで覚醒させる必要がありました。その結果、今でも空腹状態だと脳内でオレキシンが分泌され、目が覚める仕組みになっています。
オレキシンは満腹になると自然に活動が鈍り、眠くなるようになっているので、ご飯を食べたあとは自然に眠くなるというわけです。