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レンジ発酵ワット数と発酵温度

HITACHI ヘルシーシェフMRO-W10Zはレンジにスチーム発酵機能が付いていて、

10w~50wまで5段階選べる。

MRO-W10Zでレンジスチーム発酵を使うレシピは、

 

簡単パン161、簡単レーズンパン162、簡単あんぱん163、油で揚げないカレーパン164、クリスピーピザ165、簡単肉まん166、ピザ生地、シーフードピザ手動

パン・ピザ

 

以上のレシピは全て、30wで10分前後レンジスチーム発酵させてから焼くもの。

30w以外の、10w~50wの5段階の使い分け方については、取説にも書いてなくてわからない。

 

 

HITACHI ヘルシーシェフ MRO-W10Z取説 p.66

 

 

書いてあるのは、ドライイーストを使って25度の室内で捏ねたパン生地の一次発酵は、

30wで10分が目安ということだけ。

ドライイーストの一次発酵温度は28度がよいらしいから、それを基準に考えてみる。

 

 

 

 

ちなみに、2005年のMRO-AF-6の取説には、室温によって二次発酵時間を変えるように指示がある。

MRO-AF-6は、発酵ボタンや、パン焼きボタンが独立しており使いやすい。納豆や麹の発酵についてもレシピがあった。

 

 

 

 

HITACHI ヘルシーシェフ MRO-AF-6取説 2005年

 

 

MRO-AF-6のレンジ発酵の切り分けやレシピを見ると、ワット数に対応した使い方が推測できた。

 

発酵適温62度の甘酒で、やや強め(40w)一次発酵90分 二次発酵90分

発酵適温28度のドライイーストパンで、中(30w)一次発酵10分 二次発酵6〜15分

発酵適温40度の納豆で、やや弱め(20w)一次発酵90分 二次発酵90分

 

必ずしも温度とワット数が相対しているわけじゃない。

パンは納豆より低い28度が適温なので弱めの(10w)で30分でも良さそうだけど、酵母を目覚めさせて過発酵を防ぐのに、中(30w)10分前後が適当なのかもしれない。

 

天然酵母パンならゆっくり発酵させたいので、弱めの(10w)一次発酵30分 二次発酵30分が妥当かもしれない。

 

 

 

 

各食品の発酵温度の参考↓

 

一次発酵と二次発酵は28℃設定でOK

最終発酵は38℃

イースト量が少なく、発酵時間が長いパンを作る場合は

最終発酵は28℃

 

pansyokunin-ken.site

 

甘酒を作るときの発酵温度は、糖化酵素「アミラーゼ」の最適温度である62℃付近に設定することが望ましい

 

kiryu-life.sakura.ne.jp

 

 

岡田早苗『発酵食品 食材&使いこなし手帖』

 

ヨーグルトメーカー 取説

 

発酵食品を創る「微生物」って言うのには、3つのカテゴリに分類されます。

1)酵母
2)細菌類(乳酸菌などのバクテリア
3)カビ類(麹菌=アスペルギルス・オリゼー)

shop.yamato-soysauce-miso.co.jp