天然酵母お米パンとライスミルク
GOPANで米パンは、ドライイーストでの短時間発酵のコースでしか焼けません。
しかも、GOPAN米パンケースで通常通りに焼いた後は、
米パン専用羽根の内部にパンが多く残ったまま、すぐに水に浸してふやかさないと羽根が外せないため、せっかくのお米が少しもったいないと思っていました。
そんなGOPANですが、
なんとか米パンを、天然酵母を使って長時間発酵のコースで焼きたいため、
米パンケース「10.お米パン生地コース」で、塩・砂糖・油を入れて米をペースト状にしてから、
小麦パンケースに生地を移して「19.天然酵母パンコース」で焼く方法を考えました。
しかし一見、二刀流で面倒そうなこの方法が、案外重宝していて、
米ペーストをケースから移す際は、油分も含んでいるためスルスルと流れて移しやすい上に、ケースや羽根に残っても、洗い水がライスミルクとして再利用できるので、一石二鳥なのです。
生地を移した後の米パンケースに、水道水を羽根が隠れる程度まで入れて、
きれいなスパチュラを使って残った米ペーストを溶かし、ライスミルクとして使います。
タッパーに移して冷蔵保存した翌日、
タッパーの底に米粉が沈むので、透明な上澄は捨てて、
濃くなったライスミルクを、小さな容器に移して、チルド室で保存します。
これまで、このライスミルクを、片栗粉の代わりにとろみ付けに使ったり、
カレーやスープをまろやかにするために使ったり、
レンジで2分ほどチンしながら団子にして食べたりしました。
このcookpadのレシピでは、小麦グルテンを使っていますが、
現在は、蒟蒻やサイリウムで代用する方法を模索中です。